オリックスはリースを軸としたコングロマリッド企業
オリックスといえば、イチローが出演するCMを思い浮かべる人も多いと思いますが
何の事業を行っているか、イメージが浮かびにくいですね
今回は、そんなオリックスについてまとめてみました
フリも配当と株主優待を目的に長期保有しています
100株所有がおすすめの銘柄ですが、買い増しの検討も視野に入りますね
オリックスの概要
オリックスの事業はリース事業を軸として多角的に展開しており、事業領域は多岐に渡ります
主に法人金融やメンテナンスリースの他、不動産、事業投資、リテール、海外事業といった6つの事業が主力事業となっています
※出典オリックス公式HPより
また、グローバルに事業を展開しており37か国に拠点を有しています
それに伴い事業ポートフォリオも国内外に分散されて構築されています
ちなみに、オリックスの名前の由来は
「独創性(Original)」と「無限大(X)」を掛けて付けられたものみたいです
※出典オリックス公式HPより
名前の由来って知ると面白いですよね、名は体を表すとはよくいいますが
確かにオリックスのようなリースを基盤としたコングロマリッド企業は唯一無二に近いかもしれません
財務分析
次にオリックスを財務面から分析してみましょう
売上および利益等
オリックスの売上および利益は以下となっています
売上は多少の増減はあるものの安定して2兆円以上を推移しています
利益に関しても創業時から安定しており、
あのリーマンショックの時でも黒字を維持していたことは特筆すべき事項と思います
オリックスのHPでもそのことが記載されています
※出典:オリックスの個人投資家向け説明資料より
安定して利益を創出し続けていることがわかりますね、株主としては安心して保有できます
配当金、配当性向
配当金推移と配当性向は以下のようになっています
※出典オリックス公式HPより
2016年度 45.75円(23.0%)
2017年度 52.25円(25.0%)
2018年度 66円(27.0%)
2019年度 76円(30.0%)
2020年度 76円(32.0%)
毎年のように増配を行っており、これに加えて自己株式取得も積極的に行っています
株主還元の姿勢が垣間見えますね
2020年はコロナの影響で配当を未定とする企業が多い中、オリックスに関しては昨年度と同水準の配当金を予定しています(中間配当)
さらに配当性向にも意識を向け、決算資料中に今年度に限り配当性向を50%程度に引き上げると名言しています
株主還元を意識している姿勢は、株主としても安心できますね
株主優待も充実
オリックスの株主優待はかなり充実しており、多くの媒体に度々取り上げられています
株主優待のおすすめ度ランキングでも、いつも上位に位置していますね
100株だけでも所有していれば、以下2つの特典が受け取れます
- ふるさと優待
- 株主カード
それぞれ、さらっと説明していきます
ふるさと優待
全国の特産品をカタログギフトから選べる制度です
AコースとBコースがあり、Aコースの方がBコースよりも豪華な特産品が多い印象です
株式を所有している期間が3年未満の場合はBコース、3年以上であればAコースから選べるようになっています
所有株式数ではなく、あくまで株式の所有期間で判定されるところがポイントです
ちなみにそれぞれこんな感じのものが選べます(どちらのコースも選べる特産品はかなり多いです)
※出典オリックス公式HPより
どちらも美味しそうですね、、もちろん写真はあくまで一例ですので
実際にはカタログギフトにあるたくさんの特産品から選ぶことになります
株主カード
カタログギフトに加え、さらに株主カードという様々な場所で使える割引カードも貰えます
※出典オリックス公式HPより
ホテルや水族館、レンタカーや野球観戦、はたまた人間ドックや老人ホーム(?!)まであらゆる場所で使えます
もう至れり尽くせりですね・・!
株主優待のおすすめランキングに必ずと言っていいほど上位にオリックスがランクインしていますが、
これだけ株主優待が充実していれば納得できますね
まとめ
今回はオリックスについてまとめてみました
安定的な利益もさることながら、特に株主還元の姿勢がやる気MAX!ORIX!ですね
配当金とともに、充実した株主優待も楽しめるので、100株は所有してみても良いかもしれません
ではではっ