三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)は日本を代表するメガバンク
三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)は誰もが知っている金融持株会社の一つです
TOPIX Core30の構成銘柄の一つであることから、個人投資家にも馴染みがあり、日本を代表する企業であることが分かります
AIやネットバンクの台頭により、金融業は斜陽産業化することや人員削減の話題が出るなど
何かとネガティブなイメージを持っている方も少なくないかと思います
一方で、メガバンクと言われる日本屈指の規模を誇る企業であれば
この先も生き残るのではないかという期待や、魅力的な配当利回りから
ポートフォリオに一定程度の割合で所有したいとも考えています
そんなこんなで、今回は三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)についてまとめてみました
MUFGの概要
MUFGは三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJリース、三菱UFJニコスの主要5社を中核とした企業群です
日本の3大メガバンクには以下3つの企業群があります
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 三井住友フィナンシャルグループ
- みずほフィナンシャルグループ
その中でもMUFGは最も資産規模が大きく、世界と比較しても第5位に入るほど盤石な基盤を有しています
ちなみに、三井住友フィナンシャルグループは14位、みずほフィナンシャルグループ17位です
日本のメガバンクは、世界の名だたる企業と比較しても遜色ないどころか、大いに健闘していることが読み取れます
財務分析
MUFGを財務面から分析してみます
まずは連結損益状況です
※出典:MUFGの投資家情報より
経常利益が安定して1兆円を超えていることが分かります、、凄まじいですね
金融業は冒頭記載したとおりAIの躍進や技術革新を背景に、何となくネガティブなイメージが強かったのですが、改めて財務基盤を見直すと、安定的に利益を創出していることが分かります
配当推移
過去の配当実績は以下のようになっています
※出典:MUFG決算説明資料より
2012年度 13円
2013年度 16円
2014年度 18円
2015年度 18円
2016年度 18円
2017年度 19円
2018年度 22円
2019年度 25円
2020年度 25円(予想)
増配を繰り返していることが分かります、投資家としては嬉しいですね
MUFGの配当方針は以下のようになっています
※出典:MUFG決算説明資料より
配当金の安定的・持続的な増加を公言しており、
さらに、配当金以外にも自己株式取得、さらに取得した株式の消却も宣言しています
これらのことから、株主還元には積極的な姿勢が読み取れますね
チャート分析
※出典:SBI証券より
株価は低調ですね、株価下落に伴い配当利回りはなんと6%に迫る勢いです
財務基盤の盤石さを考慮すると、株価が安くなっているときが買い時と言えるかもしれません
まとめ
今回はMUFGについて、まとめてみました
AIや技術革新により、何かとネガティブなイメージを持ちやすい金融業ではありますが、世界第5位の資産規模を誇る国内ダントツトップの企業であることや、さらには配当金は増加傾向、自己株式取得を行うことを宣言しており、株主還元の姿勢も積極的であることが分かりました
また、最近の株価下落の影響もあり、配当利回りは6%近くになっており、購入検討も視野に入れたい銘柄ですね
参考になれば嬉しいです
ではではっ