
伝説の投資家ウォーレン・バフェット氏
投資をするうえで、ウォーレン・バフェットという名前は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか
伝説の偉業には枚挙にいとまがありません
例えば、1965年から2015年の50年間でウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャーハサウェイの株価は約200万%(?!)上昇しています(詳しくはwikipediaとかでどうぞ)
年率に直すと平均約24%を50年間維持していることになるそうです、、凄すぎて言葉が出ませんね
ただのお金持ちじゃない、人格者であることも好かれる理由の一つ
バフェットが好かれる理由の一つに、巨万の富を得ながらも質素な生活を貫き、築いた財産の多くを寄付に使っていることが挙げられます
ただの成金的な人ではなく、人格者であることも世界中の尊敬を集める要素ですね
それ故にバフェット氏が発する言葉には深みと重みがあり、いわゆる名言として多くの言葉を残しています
個人的にはビジネスモデルの重要性を訴えた名言である本当にすばらしいビジネスは不朽の「お堀」が存在し、それによって高い利益が守られているがお気に入りです
ワイドモートの重要性を説いた言葉で、現在高利益率を誇る企業は他の企業が参入できない「堀」(ワイドモート)を築いていることが多いですね
バークシャーハサウェイのポートフォリオ
そんなバフェット氏が率いるバークシャーハサウェイのポートフォリオから学ぶことは多いはず
というわけで、2020年2月14日に公開されたポートフォリオをさっそく見ていきましょう
全体の約70%を占める上位5銘柄は以下となります
- AAPL(アップル) 約30%
- BAC(バンクオブアメリカ) 約14%
- KO(コカ・コーラ) 約9%
- AXP(アメリカンエクスプレス) 約8%
- WFC(ウェルズ・ファーゴ) 約7%
バフェット氏といえばコカ・コーラのイメージだったのですが、10%にも満たない保有率で結構意外でした
ポートフォリオの考察
バフェット氏が率いるバークシャーハサウェイのポートフォリオから以下2点が読み取れます
- AAPL(アップル)という、いわゆるハイテク株が全体の約30%
- 銀行株(BAC、WFC)の合計が全体の約21%
まず、AAPL(アップル)の比率が高いことについてですがAAPLの利益率が極めて高いことに関係がありそうです
アップル全体の利益率は約28%とこれだけでも高水準ですが、特にサービス部門では売上総利益率が約63%となっています
アップルならではの独自のブランド路線が功を奏しており、ブランドを確立することで、高付加価値の商品を販売できるため高利益率に寄与していると考えられます
また、銀行株という金融関連の株を全体の約20%を占めています
金融株は経済全体の動きに連動する傾向があるため、過去200年に渡り成長し続けた米国経済が、今後も発展することを見越しているのではないかと考えられます
まとめ
今回は伝説の投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャーハサウェイについて、ポートフォリオを考察してみました
高利益率を誇るAAPL(アップル)が主力になっていましたね
恥ずかしながら、コカ・コーラが保有率トップなのかと思っていました。。
時代に合わせて柔軟にポートフォリオを変化させていっているのですね
ポートフォリオ作成時の参考になれば嬉しいです
ではではっ