【不労所得】配当金を月5万円受け取るために必要な投資金額

配当金は本当の意味での不労所得

企業の所有者(オーナー)は株主って知っていましたか?(社長ではありませんよ)

社長はあくまで株主(企業の持ち主)から経営を任されている立場であり、社長は経営の責任者です

配当金は、経営で増加させた利益の一部をオーナー(株主)に還元するためのものです

昨今、不動産経営等の勧誘文句で「不労所得を」という言葉を耳にすることが多いですが、
個人的には真の意味での不労所得は配当金以外に無いと思っています

(不動産経営とか、結構手続きやら作業やら管理やら色々大変であんまりおすすめしません)

配当金を得ることは、投資を行ううえでの一つのモチベーションに成り得るのではないでしょうか

実際、毎月どのくらい配当金を受け取れたら嬉しいでしょうか

もちろん多ければ多いほど嬉しいのですが、配当金を得るためには資産を増やすことが必要ですので
なかなか簡単には配当金は増えません

もし仮に、月5万円程度の配当金があったらどうでしょうか
月5万円を消費に回すもよし、それを元手にしてさらに投資を行い雪だるま式に配当金を増やすもよし、使い道に夢が広がりますね

この雪だるま式に増やすことを難しい言葉で複利と表現したりします
知れば知るほど複利の力と資本主義の残酷さが理解できます

月5万円の配当金を得るためにはどのくらいの資金が必要なのか計算してみます

月5万円ということは年間に換算すると60万円ということです、これは税金を考えていないことから税金にかかる約20%を考慮すると、約75万円/年の配当金が必要となります

実際に月5万円の配当金を得るためには、税引前で約75万円/年が必要ということです

約75万円/年の配当金を得るために必要な資金は、利回りによって大きく変わってきます
例えば利回り1%の場合、約7,500万円が必要で、利回り3%の場合は約2,500万円が必要です

実際の銘柄と合わせて計算した方が伝わるかと思いますので、以下で具体的に見ていきましょう

安心して長期保有できる銘柄

フリが自信を持って万人に紹介できる銘柄は以下の2つになります

VOO

VOOは王道中の王道といってもよいのではないでしょうか
投資における最適解の1つなんて言われることもあるS&P500ETFの1つです

成長性もさることながら、利回りは約2%前後を推移しています

仮に利回り2%として計算すると、月5万円の配当金を得るためには約3,750万円が必要となります

月10万円を投資に回していくとすると、単純計算で32年必要です
(実際には複利の力でもう少し早くなります)

32年、、ちょっと果てしないですね、、月5万円の配当金を手にする時に今と同じ体力や精神力が保てているか自信がなく、お金はあるけど使う気力が無いなんてことになるかもです

VYM

VYMは高配当ETFの1つで、配当込のリターンはVOOに匹敵します
暴落時でも安定して高配当が見込めるため、配当金を重視する方はVOOよりもVYMを好む方も多いのではないでしょうか

利回りは約3.5%前後で推移しています

仮に利回り3.5%として計算すると、月5万円の配当金を得るためには約2,150万円が必要となります

月10万円を投資に回していくとすると、単純計算で18年必要です
(こちらも実際には複利の力でもう少し早くなります)

ギリギリ許容できる範囲ですかね、まだ配当金生活を楽しめそうな気がします

東京電力

ちなみに、東京電力ではどうでしょうか

東京電力は現在無配状態ですので、あくまで配当が復活したらという仮定での計算となります

東京電力は無配になる前は、年間6,000円/単元株の配当金があったようです
現在の株価は300~400円を推移しているため、仮に400円で計算すると配当利回りは約15%となります

配当利回り15%として計算すると、月5万円の配当金を得るためには約500万円が必要となります

月10万円を投資に回していくとすると、単純計算で4年ちょっと必要です

4年・・!なんか頑張れそうな気がします

配当金で得た月5万円を消費に回さず、VOOやVYMの購入資金に充てることで
まさに複利の力で雪だるま式に配当金を増やしていけますね

月々の投資資金10万円に加えて、さらに配当金で得た5万円を投資資金に回せれば、VOOは32年の期間を約20年に、VYMは18年の期間を12年に短縮することができます

さらに配当金が増えれば使い道の幅もぐっと広がりますね

毎月旅行に行ってもよし、日々の暮らしの水準を上げるもよし、さらに投資資金に回すことでより多くの配当金を得る手段として活用するもよし、考えるだけでわくわくしてきますね

最終的に配当金を増やし続けて、本業の手取り収入に匹敵するくらい増やしたら
セミリタイアも夢ではなくなってきます

まとめ

今回は具体的な銘柄を用いて、月5万円の配当金を得るためには資金がいくら必要かを計算してみました

取らぬ狸の皮算用といえばそれまでなのですが、考えだすと楽しくてついつい夢が広がっていきますね

ではではっ