市場が暴落する時
ここ最近、連日のように市場が暴落を繰り返しています
新型コロナウイルスを起因としていますが、市場の下げ幅は目を見張るものがあります
今回は暴落時に度々話題になるブラックスワン理論とドラゴンキング理論について紹介します!
ブラックスワン理論
認識論学者のナシム・ニコラス・タレブ氏によって提唱された理論です
(本人は理論ではなく、「アイディア」という表現を好んだそうです)
今までの常識では考えられなかったことが起きて、社会に大きな影響を及ぼす際に使われます
ブラックスワンの名前の由来ですが、ヨーロッパでは白鳥は白いものしかいないと長年考えられてきたそうで、オーストラリアで黒い白鳥が発見された時に、非常に大きな衝撃が走ったそうな
それが転じて金融や自然災害など幅広く使われるようになったみたいです、よっぽど衝撃的だったんでしょうねw
ブラックスワン理論は物事の多くは予測不可能であることを前提とした理論となっています
ドラゴンキング理論
ドラゴンキング理論は、物理学者のディディエ・ソネット氏が提唱する理論です
簡単に説明すると、ブラックスワンの対極に位置する理論で、暴落は予想出来るという前提に立った理論です
(どうでもいいですが、なんともキャッチ―な名前の理論ですよね)
ブラックスワン理論との決定的な違いは、最終的な暴落の前には、兆候がいくつか現れるのではないか
という考えに基づいていることです
つまりドラゴンキング理論の要旨は、一見予想不可能に見える現象も、実は小さなところで兆候が表れており、その兆候を捉えることである程度の予測を立てることができるのではないかということになります
興味がある方は、TEDにてディディエ・ソネット氏がドラゴンキング理論を説明している動画がありますので、是非ご覧頂ければと思います
まとめ
フリとしては、ドラゴンキング理論がしっくりくるような気がしています
今回の新型コロナウイルスをきっかけとした暴落も、実は見えない兆候がいくつかあって、
それが臨界点を超えた時に暴落という現象になっているのではないかと考えました
なかなか難しいですが、できる限り市場をしっかりと見極めていきたいですね
ではではっ